光を味方につける
- tomoyo shiina

- 2022年1月17日
- 読了時間: 3分
更新日:7 日前
1月も半月過ぎ、明日は満月。皆様いかがお過ごしでしょうか。ご挨拶が遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。新年から遊びに来ていただいた皆様、ありがとうございました。おかげさまでだいぶお店の中がさっぱりとしております。
大寒を過ぎたら寒さの底は一応抜けるのでしょうか。2月から播種も始まります。庭の落葉樹も鉢上げしたい!剪定もしたい!そう考えると、冬場ほど店の中のことに集中できる時期は、そんなにないのかもしれないなと思います。
昨年の秋に店頭にあった、セロシア・ケロスファイア’ヴィンテージ’の剪定した部分を、ドライにしてみました。購入いただいたお客様には、非耐寒性の為越冬できないと思いますと伝えていたのですが、寄せ植えにしていた苗を切り戻した根元を先日みたら、新芽が!もしかしたら越冬できるかも?とはいえ、佐渡で植物を育ててきた経験としては、みんな1月までは頑張るのよ。踏ん張りが効かなくなったように、バタバタと絶えてゆくのが2月から春先。気が抜けないのよ・・・。
ところで、昨今ヴィンテージと名のつく植物を色々なところで目にするようになりました。今プリムラとか、沢山市場に出ているので是非園芸店などで探してみてください。名前の元になっているヴィンテージカラー(もしくはアンティークカラー)ってどんな色味の総称なのか、漠然としていて私もまだ捉えきれていないのですが、明度・彩度共に少し下げて、セピアに寄せたようなイメージです。
さてこのヴィンテージカラーの植物、庭というシチュエーションでは非常に使うのが難しく感じます。というのも、そのくすんだ感じが全体の中でぼんやりと見えて、良さが引き立たない気がするんですよね。
なので私個人としては、そんな植物は庭よりも人の視線に近い場所で楽しんでいただくのが良いのではと思います。鉢合わせを楽しんだり、寄せ植えのポイントにしたり、単体植えでも。
そして、この冬場の新潟の超グレーな空は、そんなヴィンテージカラーをとても美しく見せてくれる光なのではないかと、最近思ったのであります。微細なニュアンスの美しさには、ピーカンな空の強い光よりも優しい光が似合う。人間もどんどんヴィンテージになってくけど、若い時に似合わなかったものが似合うようになる、視野が広がって楽しみ方が変わる、そういう良さを見つけていこうよ、せっかく歳を重ねているのだから。と、そんなことを思いながら薄暗い店の中でブログを書いています。
日照時間の少ない地域に住んでいる皆さん、ここにしかない光を楽しんでいきましょう。

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