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プロフィール
登録日: 2018年12月28日
記事 (28)
2026年9月23日 ∙ 5 分
目にみえないものの話 〜わたしは庭が怖い〜
20代、まだガーデナーの仕事をはじめてまもない頃、大きな針葉樹の抜根作業に立ち会う機会があった。その時それを担当する庭師さんが、早朝お酒と塩で静かにその木を清めていた。私はキャリアのスタートが日本ではなく、いわゆる日本の庭師と呼ばれる人に師事したことがない。だから’庭師の習わし’みたいなものを実はよく知らない。ガーデニングは西洋ベースなのでもちろんそんな風習はない。ふ〜んそういうことをするんだな、くらいに当時は思っていたし、それを説明してくれるような人も特にいなかった。佐渡に来て自分でいろいろな仕事を請け負うようになって、今でこそ実感している。そういう心がけや行いがいかに自分を守るのかということが。いや、守るというより庭との正しい線の引き方なのかもしれない。人間だって初対面の人にずかずか距離をつめられたら嫌だし、「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、尊重するということだ。 話が飛ぶが、わたしは子供の頃、突然足が動かなくなったことがある。朝起きて、起き上がれなくて、布団の中から母親を呼んだ。たぶん6歳とか7歳の時。足はそこにあるのに、下半身まるごと不在になったような感覚だ...
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2026年9月21日 ∙ 2 分
閉
すごく前にこのブログでも触れたことのある、北海道にある十勝千年の森が今シーズンをもって閉園するようです。 https://www.tmf.jp/tp_detail.php?id=348 私は2023年のちょうど今ごろ、北海道の庭園をいくつか巡っていて、十勝千年の森は道中含めてその中でも特に印象に残っている。どこにいても、日高山脈が目に入る。穏やかな秋の日であったが、日高おろしと呼ばれる強い風や、これから待ち受ける冬の厳しさを想像すると怖ろしくなるくらい雄大だった。アースガーデンの真ん中で、お腹が空きすぎてハルニレの木の下で倒れていたら、その木はアイヌの人たちが大事にしていた木なんだよと通りがかった方が教えてくれた。芝生が気持ち良すぎ〜〜とごろごろしていたら、人の裸足に一番心地よく感じる刈高に、こまめに維持されていたことを知り驚愕した。オノ・ヨーコのスカイTVに思わず出会ったり。 のびのびと空を泳ぐオクロレウカや園路にしだれていたカライトソウに、観光庭園であっても人間が必ずしも優先されない維持管理、おおらかな人と植物との関わりを見られたのも嬉しかった。虫や鳥もたくさんいた。一人旅だ...
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2026年5月22日 ∙ 4 分
雨音
またもやチャペックの話になってしまい申し訳ないのですが、今月のアンネムの読書範囲であった『恵みの雨』という章、個人的にとても好きでした。雨に左右される人間の精神状態の浮き沈み、雨を「待つ」態度、雨について交わされる言葉と、降ったら降ったでさらに多くを求めて終わるところなど。人間の不自由さや身勝手さ(それを園芸家性と言ってみたい気もする)滑稽で愛おしいドタバタ劇は、もはやこれだよこれという感じになってきています。思えばこの本は初めからそんなことばかりで、毎月毎月そのおかしみを上書きしてくるので、今年は一緒に読み進めるみなさんの存在もあり、さらにわたしの中の人類愛は膨れ上がり、どうしたものかと持て余してしまっている。 話は変わりますが、去年の夏は雨音について執拗に考えた夏だった。何故かというと、雨音楽器の制作という任務を背負っていたからである。 ことの発端は、Sound Surrounding On Sado という、新潟のexperimental roomsさんから出ている佐渡コンピに青木が楽曲参加したことに遡る。 🎧Kota Aoki ’境...
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tomoyo shiina
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