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更新日:4月27日

今日からお盆が始まりましたね。佐渡に来て、盆花の売り場に蓮が並ぶことがとても新鮮でした。盆の花といえば、私の故郷は菊、禊萩、桔梗、鬼灯。地域によって供えるお花が違うということを、気にかけたことがありませんでした。葉も売られていたのですが、お供え物を乗せたりするのかな。帰省できないので、一輪買って帰ろうかと思ったら、どこも売り切れてました。残念。それだけ蓮を供える人が多いんだな。想像したただけで気持ちがシャンとする。


”泥より出でて泥に染まらず”


 極楽浄土に咲くと言われる花。インドやスリランカ、ベトナムの国花でもあり、仏教、ヒンドゥー教、密教共通の神聖な花とされています。一つの花に共通の神秘性を持つ、アジアの不思議。この世とあの世。泥は俗世、悟りは花。植物に自身を投影し重ね合わせるのは人間の性かも知れない。


学名:Nelumbo nucifera

学名はシンハラ語から来ているそうです。


明治〜昭和の花鳥画絵師/小原古邨による『蓮と雀』には花托(かたく)と呼ばれる蓮にしか見られない構造もしっかり描かれています。『踊る狐』は蓮の葉を頭に乗せて、愛らしい絵です。


スイレン目スイレン科に属していたのがヤマモガシ目ハス科に変わったらしく、ヤマモガシ目?って調べたら、スズカケノキとかバンクシアとか、似ても似つかなくて混乱しました。

古代エジプトでも象徴とされた蓮。生活が極めて貧しかった沼地の住人は、ナイル河が氾濫した際、平地に繁栄する蓮の花を集め、日に乾かし、実や根を食していたということがヘロドトスの『歴史』に書かれている。1億年以上前にすでに地球上に存在していたと言われ、その種子は、何千年という時を超えても発芽する能力があるそう。花は3〜4日かけて、午前咲き、午後に閉じるということを繰り返し散っていく。蓮は虫媒花なので、子孫を残すため、ハチや甲虫に受粉をしてもらい命を繋ぐ。

チェーでも片手に、次の休みに島内の蓮池をまわってみようかなと思うお盆の初日です。


 
 
 

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