ここ最近島内の色々な場所を巡っている中で、なんだか気になるのがお墓だったりします。

佐渡って見晴らしのいい特等席のような場所には必ずお墓がありませんか。

地元の方に聞いてみたら、土地がないからだよとおっしゃっていたのですが..なんだか他にも理由がありそうな。

佐渡でいい景色を見たければガイドブックやSNSではなく、墓を探せと個人的に思います笑


さてそんな今日のブログのテーマはお墓です。



私がもしロンドンでユニークな場所はあるかと聞かれたら、日本語では多分詳しい情報を見つけられない、クロスボーンズというGraveyard=墓地をご紹介させていただきたいと思います。


ここは、90年代になってから明らかになった、ロンドンの歴史の中に長い間隠されていた場所なんです。

ジュビリーライン(地下鉄)の拡張工事で掘っていたら骨が出てきたことで調査が始まり、地元の人たちの言い伝えや古い詩などをヒントに分かったことは、かってその場所は、中世の”Winchester Geese”と呼ばれるセックスワーカーたちの埋葬地だったということ。

現在はロンドン交通局によって守られており、歴史的にとても特異な場所だとされています。


セックスワークに従事する人たちはもれなく貧しく恵まれない暮らしを送る人たちだったんですよね。。(切り裂きジャックの場所もここから遠くない。)クロスボーンズに埋葬されている方達は、ロンドンでも最も貧しく暴力的なスラム街の一つとして知られていたthe Mintという地域の為に従事していたとのことです。


宗教的にも弔うことをされずに、社会に見放された存在としてその生を終えていった、その数推測15,000人が埋葬されているとのこと…

で、何がすごいって英国人

当初は地下鉄を通して、レジデンスやオフォスなどを誘致する予定だった計画をぽしゃり、

追悼の為の聖堂と、庭にしちゃうんですよ。

また社会不適合者たちや性産業に従事する人の為の基金を立ち上げたり、いろんなことしてます。

ビジネス的発展よりも神聖な場所として、また様々な個を尊重する象徴として守っていくぞ、と、そんな市民の心意気を感じていただける場所かと個人的には思っております。


私はクリスマス前のオープンデイに伺ったのですが、とても親切にどういう場所であったかを説明してくださり、足を運んだことを大変感謝されたことを覚えています。


詳しく知りたい方はHPをどうぞ 

https://crossbones.org.uk



そして、クロスボーンズ はちゃんと創っている庭のエリアもあるけど、私はイギリスに住んでいた当初、みんなフツーーにお墓でも庭にいるかのように過ごしていることに驚いたのです。

おしゃべりしたりランチしたり、本を読んだり。↑ピンボケしててすみません

あまりにも普通すぎる墓でリラックスする風景に、なんだかいいなぁと思うようになり、気付くと私も散歩ルートにお墓を入れるようになって、今ではオススメの墓もあります。


そして私は思い出すのです。小さな恋のメロディで、女の子たちが秘密の儀式をするシーンが墓だったことを。メロディとダニエルが結婚しようと決めたのも墓のシーンじゃなかったか?(うろ覚え)



ロッキーはフィリーの設定だけど、エイドリアン亡きあとのロッキーは、木に隠した椅子を出してきてはいつもお墓でお話ししてる。


芝生、気持ちいいですしね。

子供の頃はお墓で走るな遊ぶなと叱られたもんでした。

皆さんにとってお墓はどんな場所でしょうか?

特にこれといって深みのない話ですが、ちょっと面白い文化の違いでした。