現場に奔走しているうちに。いつのまにか店の湖南が咲いていました。
元はうちの母が挿し木でくれた小さい苗でした。野生種のバラだけあって強いです。
(葉っぱが半分くらい毛虫にやられてますが)湖南という名前は、中国の湖南省から来ています。
そして今まで酒瓶を吊るしていた場所にハンギングを飾るという、園芸屋さんぽいことをしてみています。

予想以上に色々な方が褒めてくださるので、調子に乗って浮かれています。笑
やり方を教えて欲しいという方もいらっしゃり嬉しい限りですが、
水を含むと結構な重さになるので、ご自宅の飾りたい場所の強度などをしっかりご確認の上、レッツトライしてくださいね。
そして、こちらは植え替えと仕立て直しのご依頼でお預かりしているお客様のゼラニウム。

デデデか〜い。隣にいるJJと比較してください。
これを育てていたおばあちゃんは、現オーナーにこちらを託し、
もうお亡くなりになっているそうです。
植物って大切に育てると軽くジェネレーションを越えていきます。
ジュエリーやヴィンテージアイテムのように、世代から世代へ受け継ぐことが出来るのですよ。
タイムレス!
ただ生き物なので、育てることが出来ればという条件付きで。そこが難しいところです。
少し前から植え替えシーズンに入っていまして、Siltにも植物を抱えて入店される方が増えています。
しばらく前にうちから旅立っていった植物に再開できたりして、愛栽していただいているのが分かり嬉しくなります。
ところで、私はあまり強い色や大きな花を避け、どちらかというと小花や葉の質感などを中心に庭や空間を創ることを心がけています。
でも佐渡のお客様は鮮やか、華やかなお花を見るととても嬉しそうにしているのが、店を始めてからの印象で、それってやっぱりシーズンが短いからなんだろうな、ということを最近感じるようになりました。
暗く長い日本海側の冬をやっと抜けたら、やっぱり明るいものが見たいよね。と思います。
先日の休み明けも、「Siltが開いてると嬉しいわ」とお客様がぼそっとおっしゃって(不定休で本当すみません...)
植物は偉大だわと思った次第です。
山々も、山野草が咲き乱れ、新緑の美しい季節です!短い季節を楽しみましょう。
Plants make people happy!